５日中半　アクアプラネット③

　

私はジョイの写真を撮りたかったのだが、猫が写真を撮れと騒いでいるので、仕方が無いのでカメラを向ける。

※ピーナは写真が大好きです。

※因みに私の携帯電話はiPhone８です。ほぼ完全防水なので水中でも撮影可能です。

　

　

ジョイは一生懸命に日焼け止めを塗っている。

私は嫌らしい顔をしながら

と言うと、ジョイは私に日焼け止めのボトルを渡して【くるり】と背中を向けて、抵抗なく塗らせる。

　

隣では猫が、

と言って、アキラさんに日焼け止めを塗らせていた。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

猫がアトラクションの方へ速足で行ってしまったので、私たちはロッカーに荷物を入れて追いかける格好になった。

　

※アトラクションには携帯電話を持ったままでは乗る事は出来ません。アトラクションに乗る時にはロッカーに入れておきます。

※４人でしか乗れない滑り台も有るので４人で行くのがベストだと思います。

　

　

　

　

【怖くない滑り台】に乗って気を良くした猫が次に向かったのは【地上５階位の高さ】のフリーホール。

４人で階段を登って行く。階段は下が見えるので高所恐怖症の私は足が震える。

頂上に着くとカプセルの様な所に入り、従業員のボタンで床が外れる仕組みになっている。

[http://]

※ビデオの８分位の所です。

　

　

　

　

　

余りの高さに４人ともビビりまくって引き返そうとも考えるが、高所恐怖症の私は階段で降りるのも怖い。

滑り台だと一瞬で済むと思って、まずは、私から挑戦する事になった。

※とにかく怖かったです。万事にいい加減なフィリピンという土地柄が怖さを倍増させます。

　

　

　

私が滑り終わって、５分程下で待っているとアキラさんが降りてきた。

更に１０分程待っていたが、ジョイも猫も降りてこない。

　

更に５分程待って、仕方が無いので迎えに戻ろうかとすると、猫が滑り下りてきた。

猫は【初めて死と向かい合った】ような表情をしながら咳せき込んでいる。

そして、暫く動かない。

　

　

　

　

　

　

　

更に５分程待っているとジョイが階段から降りてくる。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

復活した猫がまた走り始め、４人乗りの滑り台。

※ビデオの３：４０位の所。

　

　

　

　

　

　

雨が降って来たが、お構いなしに、

猫は泳げないのでチョッキ型の浮き輪を装着（無料で貸出し）。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

終始、猫のペース。

アキラさんは孫を見守る【やさしいおじいちゃん】の様な目で猫に付き合っている。

　

　

　

と猫が言い出したのはPM２時だった。

　

　

　

　

と言うアキラさんの提案に乗ろうとすると、ジョイは時計を見て心配そうな顔をしている。

　

　

　

　

　

と私がジョイに聞いてみると、

と言った。

　

　

　

　

　

　

　

　

私は紳士である　 ( •̀∀•́ ) ✧ﾄﾞﾔ━ 　。

ジョイが帰りたいのであれば、そうしない訳が無い。

　

　

　

　

その時、猫が私達が帰ろうとしていることに気が付いた。

　

猫は【空気を読む】事を知らないらしい。

　

　

　

　

　

猫のはっきりと意思を持った目にアキラさんは諦めて、

と私達に言った。

　

　

ここまで、自分の欲望に素直な子も珍しい。

今まで出会ったピーナの中でも一番素直だと思った。

　

　　

　

私とアキラさんは猫の欲望に妥協し、

と伝えると、

猫は、

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

と、真っ直ぐな目で言っている。

　

私とアキラさんががジョイの顔を覗くと、ジョイは心配そうな顔をしている。

　

　

　

　

　　

　

　

私達の思考が止まっていると、アキラさんが意を決したように、

と心強く言ったので、私達は帰る事にしたのだった。

　

　

　

　

　

　

続く

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

追記

　

　

　

　

　

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