SMクラークでテイアへのプレゼントを買い終わったのはPM2時だった。
まだ、モールの中にいる時に携帯電話が鳴った。
登録されていない知らない電話番号が表示されているが、ほぼ間違いなくかけてきている相手はテイアだろう。
多分怒っているに違いない。私は恐る恐る電話に出た。
ハロー ( ^^) _U~~
やはり、電話の相手はテイアっだった。
電話の声で私は気付く『怒っていない。』
予想外だった。淡い期待が叶った。
今まで何度も唱えては自分に帰って来ていた『呪い』が全て清算されたのだろうか。
今から来れるか ?
うーん (‘ω’)
何を焦らせているのか。ここにきて駆け引きは必要ない。
※怒っていないと分かると急に強気になる私( ;∀;)
今すぐに来い(^^♪ 私は待たされるのが嫌なんだ( `ー´)ノ
okey
シャワーを浴びてから、行く。
久しぶりにテイアに会える(昨日会っているが)。
私は宿泊しているホテルを伝え、私も急いでホテルに戻るのだった。
私はホテルに戻りチェックインを済ませ、テイアへのプレゼントをベットの上の目立つ所に置いて、1階のホテルの入口でテイアを待っていた。
ホテルの前をトライクが何台か通過する。私はそのたびに、『テイアが来たか』とトライクの中を覗き込む。
30分程待っていると、ホテルの前にトライクが止まった。
中を覗き込むと、乗っていたのはテイアだった。
トライク代の100ペソをドライバーに渡し、テイアを向かいいれる。
私はまだ『テイアが怒っているか』と疑っていたが、テイアはしおらしくモジモジしている。
❓ (‘ω’)
全く意味が分からない。昨日のLENELINEではあんなに怒っていたのに。詮索をしても損をするだけなので問いただしたりはしない。
2階のオープンテーブルに移動して2人でビールを飲み始めた。
※スコアバーズホテルの1階のプールサイドは禁煙ですが、2階は喫煙可能です。
ダンの話や昔話など他愛のない話をする。喋り方が可愛いのだろうか、凄く楽しい。
まだ、日が高いので、私はテイアを連れてバーホッピングをしたり、買い物やビリヤードをして遊ぼうと考えていた。
しかし、目の前のテイアは私にとって可愛すぎた。つい、抱きしめたくなってしまった。
私は『プレゼントがあるから』と言い、テイアを連れて部屋に向かう。
テイアはベットの上のカバンを見付けて、
何処かの女にプレゼントしようとしたんだろ ( `ー´)ノ
と、言って私をつねってくるが、顔は笑っている。
カバンを持ってポーズを取ったりして、普通に喜んだ後、カバンの中を確認しようとせずにしまおうとしているので
中は確認しないの ❓
と聞いてみると、ついでっぽくチャックを開ける。
テイアはカバンの中に箱に入っていることを確認し、取り出した。
箱の中身は携帯電話である。嬉しそうに、
何処の女に渡そうとしたんだ❓
どうして、お前が今、これを持っているんだ ❓
と言いながら襲い掛かっきて、私はベットに押し倒された。
その勢いのまま戦いが始まるのであった。
続く
追記
私の帰国まであと7日。
このまま平穏な日々が続く。
はずだった。

私があんなことを考えさえしなければ。
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