25日後半 大パニックと生贄

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Baliw ( `ー´)ノ 

この基地外やろー ( `ー´)ノ

連絡もしないで何をやっているんだ ( `ー´)ノ

 

テイアは公衆の面前で回りも気にせずにまくし立ててくる。

 

バーのお姉ちゃん達は奥の方へ逃げて、隣で飲んでいたファランは席を奥へ3つずらし、戻りかけていたレイアはもう一度アラワンの方へ。道路を歩いている人達も私達を避けるように速足で歩いて行く。

 

テイアに腕を掴まれたままなので、残念ながら逃げ遅れたアキラさんはあわあわしている。

 

 

 

(´Д`) どうしよう ( ゚Д゚)

(´Д`)  どうしよう ( ゚Д゚)

(´Д`) なに ❓ ( ゚Д゚)

( `ー´)ノ このヤロー ( `ー´)ノ

 

全員大パニック( ゚Д゚)

 

始まりの街に、いきなりラスボスが登場してしまい、対抗する術がない。

 

  

 

一旦、状況を整理したい。

私は逃げる事を選択したが、回り込まれて逃げられない。

 

 

 

私は、禁断の、最後の、使ってはいけない呪文を唱える。

 

生贄を差し出してでも、この場から逃げきる。

 

後で、行くから、アキラさんとバーで待ってて (*´Д`)

 

( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)

 

 

絶対に来いよ ( `ー´)ノ

 

 

罵詈雑言を残し、テイアアキラさんを捕まえたまま自分のバーへ戻っていった。

 

 

( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)

 

 

  

 

 

生贄を差し出した事でひとまず急場を凌ぐことが出来た私は考える。頭の中を整理する。

 

このままテイアの店に行くのも1つの手段だ。もともとはその考えだった。しかし、レイアと朝まで一緒にいる事も捨てがたい。しかも、今日の分のお金も渡してしまっている。しかし、今テイアの所に行かないと後が怖い。しかし、レイアも捨てがたい。しかし、後が怖い。しかし、捨てがたい。しかし、怖い。

 

 

この様な場面では動物は快楽を得るよりも恐怖を回避することを選ぶものだ。

 

私はアラワンのベンチに座って待っていたレイアの元へ行き事情を説明して今日は断る事にした。

 

今日はごめん。用事が出来たから、また、今度にしよう。

 

そう伝えたいと思った。そう伝えたと思った。

しかし、私の拙い英語では、ここまで込み入った状況を説明することは出来なかった。

 

レイアは、私の説明が分からないのか、それとも分かっていて、それでも、そうしようとしたのか、強い口調で

 

さあ、お前のホテルへ行くぞ (`・ω・´)ゞ

 

と言い、歩きだしたのだった。

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追記

 

 

レイアとホテルの部屋に着いた時にアキラさんからメッセージが入った。

 

なんか分からないけど、500ペソ取られて逃げてきました( ;∀;)

 

 

 

アキラさん、ごめんね( ;∀;) 

 

 

  

 

 

 

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