ココモススイートホテルをチェックアウトし、ホテルアメリカへ向かった。
ホテルアメリカは3,000円以下のホテルにしては中庭にプールもついていて良い感じだ。☆3.8位(私の評価)。(高い時は3,000円を超える)。
※ホテルアメリカはお化けが出るホテルと言われている。ゴーストホテルと言ってもみんな分かる。昔、アメリカ人に3人の嬢が殺されてベットの下に隠していたと言う噂が流れている(諸説あり)。そのためホテルアメリカだとロングを嫌う嬢もいる。
11時にチェックイン出来たがチェックアウトも11時になるという。面白いシステムだ。
部屋に入り、ホテルのボーイに冷蔵庫を空にしてもらう。私はいつも冷蔵庫を空にしてもらい、JJストアやコンビニでビールや水を買い込んで入れている。
テイアからテキストが送られてきていた。以下テキストでの会話。
テイア 『Good morning I’m Teah where you now』
私 『good morning I am at the hotel America』
テイア 『What time I come』
私 『Come if your convenience is good』
テイア 『OKey 』
テイア 『Wait I take a shower now』
またも足止めを食らうがそんなに用事もないのでプールサイドでのんびりとテイアを待つ。

テイアに買ってあげたOPPOの携帯電話はSIMが2枚入る。電話番号が2つあるのでテキストだと2つの番号が行ったり来たりするので時系列を把握するのに面倒くさい。
※フィリピンではSIMカードが50ペソで買うことが出来る。日本と違い、110円で簡単に電話番号を変える事が出来るのである。そのためスマートフォンを持っているピーナはラインやメッセンジャーで連絡を取る事が多い。
※フィリピンでは大手通信会社が2つある(グローブとスマート)。グローブ同士・スマート同士だと通信が有利になる。WS周辺ではグローブの方がつながりやすい(と私は感じた)。
※因みにテイアはラインのアプリもすぐ消すし、Facebookのアカウントも大量に持っていて、しかも更新をしない。電話番号もすぐ変えるのでテイアの気分次第では連絡を取る事が出来なくなる。
テイア 『I come now』
私 『Where are you now』
テイア 『I’m on the way now』
私 『I am pool side now』
テイア 『Okey』
直ぐにテイアがハニカミながらプールサイドにやってきた。少しもじもじしている。3日前に喧嘩別れした事を気にしているのか。それにしては再会が早い。
洗濯物を渡し、すぐに帰るかと思っていたが座り込んで話し始めた。
携帯電話の調子が悪く、修理をしたいからネポモールに行きたい。
テイアと再会し、やはり美人であることを再認識してしまった私は、つい心を許しネポモールまで一緒に行くことに同意してしまった。
ジプニー乗り場まで歩いていき、ネポモール行きのジプニーに乗り込む。
テイアは道中では3日前の喧嘩が無かったかのように振舞う。やっぱり可愛い。
結局、携帯電話は壊れていなく、テイアの使い方が悪かっただけだった。使い方を教えてもらい、一件落着。
帰り道もジプニーを使う。以前のテイアだったらトライクを使いたがっただろうが、反省したのかな?
WSに到着し、食事をすることになったがローカル食堂に行くと言い、贅沢を言わなくなった。
そうなるとまた情が湧いてきてしまう。洗濯物を渡して返すつもりだったが、返したくなくなってしまったのだった。
私 『今日はこの後、用事あるの?』
私の言葉の意味を理解しているはずなのに、わざときょとんとした顔をした。
私が笑うと、テイアはつられるように、いつものかわいい笑顔をこちらに向けた。
結局テイアはゴーストホテルに泊まっていった。深夜になりゴーストホテルでは電気がついたり消えたりしたり、ドアが開いた音がしたり奇妙な事が起こった。テイアは怖がってはいたが、むしろ喜んでいるように感じた。
続く
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