ホテルの部屋に戻り、直ぐに一回戦は済ませた。
その後、レイアは例のごとくTikTokの撮影に励み、私はそれを観賞していた。
途中で、それも例のごとく母親と電話をしたり、またもや例のごとくカスタマーからお誘いの電話を断ったりしていた。
レイアはTikTokに飽きるとトランプを持ち出してきて、ラッキーナインをして遊ぶ。
今日も300ペソ程を渡すことになったのだが、私もそれなりの報酬を手に入れる事が出来るので高いものでは無い。
お腹もすいてきたので外に出ての食事に誘うが、レイアはルームサービスを所望している。
レイアは何時もあまり外出を好まず、部屋でくつろぐ事を好む。
※ホテルアメリカは1Fにレストランが併設されています。レストランで食べても部屋に運んでもらっても料金は同じです。チップは50ペソで十分だと私は勝手に考えています。部屋に細かいお札を用意しておきましょう。
ルームサービスを頼むと、何時もはスタッフが1人で運んでくるのだが、今回は2人で部屋にやって来た。
ホテルのスタッフ達はテーブルに食事を置き終わるとレイアの顔を覗きこんでいる。
レイアの可愛さを確認しに来たようだった。
※スタッフの教育がまるでなっていないがフィリピンなので仕方がない。
レイアも慣れたものである。顔を覗きこまれてもまるで動揺しない。
自分の可愛さを知っているのだろう。

※ピーナは食べきれない量をオーダーする。そして、残す。
食事を済ませて、トランプを再開する。
その流れの中で約束なので、強引に2回戦目に突入した。
やはり、今日も余韻を味合わせてくれずに3時頃に帰ると言い出してきた。
朝まで一緒に居られる日は無いの?
と、尋ねると
考えておく(‘◇’)ゞ
と、言っている。
すっかりやられている不細工な中年はその言葉に一抹の期待をかけて、買い物に付き合わされるのだった。
レイアと一緒にホテルを出た。一旦お店に戻ると言うので、今日は歩いてブラウンシュガーへ向かう。
フロントではスタッフの男達がざわついている。よっぽど気に入ったのかもしれない。
今日は本当にブラウンシュガーに寄っていた。今日の分のお給料を受け取ると言っていた。
※ブラウンシュガーの昼間のはバーファイン2,500ペソです。お店によって違いますが半分くらいが女の子の取り分になります。
※日給もお店によって違いますが100ペソ~300ペソ位です。週6日出勤するとボーナスがついたり、ウエイトレスとダンサーとモデルに金額の違いが有ったりして、割と複雑です。(因みにアンヘレス市の8時間勤務の最低日給は389ペソです。)
※フィリピンでは、お給料日は月に2回以上に分けるという法律があります。一度に渡してしまうと使い切ってしまうからです。
※その日のバーファインの取り分を当日に受け取るためにお店に戻るのは割と普通の事です。
ブラウンシュガーの通りを挟んだ目の前には洋服屋や美容室などが乱立している。



黒いシャツとパンツをセットで買っても450ペソ(1,000円弱)
ご機嫌になったレイアと別れ、ホテルに帰って夜のバーポッピングに備えるのだった。
続く
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