余韻を楽しませてくれずにレイアはすぐにバスルームの方へ向かっていった。
私は余韻が好きである。もう少し此方の好みを汲み取って貰えると有難いのだが、そこまで要求するのは贅沢なのだろうか。
レイアは勝手に遊ばせておいて、ゆっくりとマッタリとしようとしていると、バスルームから帰ってきたレイアはブラウンシュガーに戻ると言いだしてきた。
来る前には8時に帰ると言っていたのだが、気が変わったのだろう。
することはしたし、時計を見るとポーカーのトーナメントの時間でもある。
※アンヘレスのポーカールームは毎日10時と3時からトーナメントを開催してます。時間前にエントリーするとボーナスチップが貰えますが、1時間くらいなら遅れて行ってもトーナメントに参加することが出来ます。
恐らく何を言ってもレイアは帰るだろと思う。それならば交渉で何かを勝ち取らなければ一方的に損をしてしまう。
じゃあ、明日は2回ね(^^♪
と、冗談交じりに伝えると
ハイ、ハイ (*´Д`)
と、特別に否定する事も無い。
明日は絶対に2回戦に突入してやると心に決めてレイアと一緒にホテルの部屋を出るのだった。
ホテルの前でトライクを拾い、ポーカーハウスへ向かう。途中のブラウンシュガーの前でレイアを降ろす予定だった。
しかしJJストアの手前の公園でレイアは降ると言ってきた。
予想通りだった。ブラウンシュガーに戻るというのはウソだろうと思っていた。
私が笑顔で本当にお店に行くの?と尋ねると、本当に行くと言っている。
公園の前で降りたレイアはお店とは反対方向へ歩いて行った。
どうしてピーナはすぐにバレるどうでも良いウソをつくのだろうか?
意味が分からない(*´Д`)。
ポーカーのトーナメントはあっという間に敗退した。
勉強すればするほど、どんどん弱くなってきている。
私は特に考えるでもなく、1杯飲んでからホテルに戻る事にした。
そろそろメイが選挙のアルバイトが終わって、帰って来ているかもしれないと考え、私はドー〇ハ〇スへ向かった。
お店に入るといつものおばちゃんウエイトレス(後で知ったがウエイトレスでは無くてママだった)が私を見付けてメイを呼ぶ。

久しぶりにメイと再会し、2Fでビリヤードに興じる。
※2Fはタバコが吸えます。
自分のドリンク 2杯 300ペソ位
メイのドリンク 2杯 600ペソ位
おばちゃん 1杯 300ペソ位
ビリヤードをしていると必ずやってくる女の子 1杯 300ペソ位
ビリヤード 多分1ゲーム20ペソ
パスタやお菓子を集られて、なんだかんだで4,000円位
※因みにメイのいとこは仕事を辞めて田舎に帰ったそうです。容姿も良くなかったし、英語も話すことが出来ないし、コミュニケーション能力も高く無かったので仕方が無いと思いました。
1時間ほど遊んで、ホテルに戻るのだった。
続く
追記
ホテルに戻るとレイアからメッセージが届き、2時間ぐらいチャットをしていました。
暇なら泊っていけば良いのにと思いました。
チャットの内容は恥ずかしくて記述できません。
帰り際に、テイアの店を遠くから見ると改装中でした。
※ママとウエイトレスは違います。
https://travelangel.online/アンヘレス用語/
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