前回までのあらすじ
ポニー〇ールで散々な目に会った私は友人であるアキラさんの許しを得て、レイアを誘うためにブラウンシュガーへ乗り込んだ。
オープンの時間から遅れて出勤してきたレイアを席に呼び、バーファインに誘うが断られてしまう。
そこで私はノーソクソクの約束をし、店外デートに連れ出す事に成功したのだった。
レイアはドリンクを飲み干すことなく、奥の更衣室へ着替えに行った。足取りは先ほどとは打って変わって軽やかだ。
ウエイトレスを呼び寄せ会計を済ませる。
このウエイトレスとは仲良くなっておいた方が良さそうだと考えチップを多めに渡す。私の意を察したのかウエイトレスはニヤリと笑いお礼を言ってきた。話の分かりそうなウエイトレスだ。
外出用の私服に着替えてきたレイアはやっぱり可愛い。華奢な体つきは少し(かなり)変態が入っている私の好みそのものだ。
戻ってきたレイアは席に座らずに、しかも私に目もくれずBARの出入口の方へ軽い足取りで向かっていく。
急いで追いかけようとする私を見ながら、ウエイトレスは呆れた顔で笑っている。何時もこのように自由な感じなのだろう。
BARを出た瞬間に、レイアは私の右腕に細い左腕を絡ませて微笑みかけてきた。
全くの塩対応を覚悟していた私は喜びよりも驚きの感情が先に立つ。
(めちゃくちゃ可愛いじゃないか(^^♪)
何処へ行く?
と、聞いてみる。私よりも彼女の方がこの街には詳しいはずだ。
アップ トゥ ユー(UP TO YOU)
と、答えてきた。
※UP TO YOU (あなたに任せます。)フィリピンではよく聞くフレーズです。何処に行きたい?何を食べたい?どっちが良い?等、質問した時にアップトゥユーと返答される事が頻発します。本当に何でも良い時もありますが、本当はこうしたいと考えている時にもアップトゥユーと言ってくるので、その時には相手の要望をくみ取る注意が必要です。
行き先を私に決めろと言われても私の知るレパートリーは少ない。
SMクラークはどう?
と、聞いてみると組んでいる腕を強く引き寄せ、上目使いで同意してきた。
(やばいくらいに可愛い(^^♪)
私がトライクを呼ぼうするとレイアは少し驚いた表情をして、近いから歩いていこうと言ってきた。
テイアほど摺れていない(好印象)。
歩きながら世間話をする。
世間話と言っても、私の拙い英語では、どこの国から来たのか?どこのホテルに宿泊しているのか?年齢は幾つか?ぐらいの質問でお互いに会話が無くなってしまう。
※英語が堪能だったとしても私の場合は話を広げるスキルは無い。
何が欲しいの?Tシャツ?靴?洋服?化粧品?
質問を投げかけると、レイアは私のTシャツの発音(プロナンセーション)に食いついてきた。
Tシャツ ( ^^) _U~~
Tシャツ (^^♪
Tシャツ ( ^^) _U~~
Tシャツ (^^♪
Tシャツ (`・ω・´)ゞ
Tシャツ (*´Д`)
Tシャツ ( `ー´)ノ おこ
Tシャツ ( ;∀;)
舌の位置を代えたり、口の形を代えたりをしながら、何度も発音したがレイアのOKを貰えることは無かった。
そのおかげで会話の無い空白の時間を作らずに済んだのだが。
SMクラークでは1時間ほど靴屋や洋服屋を廻ったが、レイアのお気に入りを見つける事は出来なかった。
(デートらしきものは楽しめた。)

今度はレイアの提案でWSの中にあるお店に靴を買いに行くことになった。
※年齢的にいうと娘ほどの女の子とイチャイチャしながらウインドショッピング(散財したとしても3,000円程度)していたら、日本だったら、それだけで通報されます。
SMクラークからWS(ウオーキングストリート)へ歩いて移動する。その間もレイアはしっかりと私の腕を掴んでいる。はたから見ると仲の良い親子のようだ。
WSで靴を購入しホテルに戻る。
何の警戒心も無く私の部屋に入ったレイアはテーブルの上のトランプを見付け、トランプをしようと持ち掛けてきた。
お互いに知っているゲームはラッキーナインだけだったので絵札を取り除きゲームを始める。
3時少し前までトランプで遊び、明日は必ずすると通告し、約束通りにノーソクソクでレイアを返したのだった。
(明日も10時にブラウンシュガーに行く約束をして)
続く
追記
3時からポーカーハウスに行き、トーナメントに参加しました。
5位に入賞して賞金を貰いました(バイインをしたので、ほぼチャラ)。
レイアとは大分仲良くなれました。(明日が楽しみ(^^♪)
レイアの見た目はアンヘレスで1,000人以上の女の子を見てきましたが、今でも私の中ではNO1だと思います。
(本当に日本のアイドルグループにいても上位に入れる容姿だと思います。)
幼少期に親の愛情を充分に受けていない人は愛情の無い人になりがちだと言われています。
青春時代にしっかりと青春出来なかった大人はこうなってしまいます(´;ω;`)
こうなってしまった大人はアンヘレスに行きましょう( ;∀;)。
因みに連絡の無かったアキラさんは昼間の時間にウエイトレス(アンジェリカ)を口説いていました。
(私がこのレベルに達するにはあと何年必要なのだろうか?)
※アンジェリカは今後このブログに良く出てきます(^^♪
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