16日後半 テイアとバーホッピング

体験記
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お昼寝も終わり、テイアとバーホッピングに行くことになった。

1件目にテイアが選んだお店はなんとテイアが務めているバーだった。

私 『私と一緒に行ったらまずいんじゃないの?』

テイア 『マネージャーと喧嘩して、もう辞めているから大丈夫!(^^)!』

何処から突っ込んだらいいか分からない。お店を辞めた?辞めたら飲みに行ってもいいの?簡単に辞めてこれからどうするの?

アンヘレスの事情は分からないが後先を考えていないことは理解できる。

席に着き、ドリンクを注文する。テイアはカスタマードリンク扱いで一杯100ペソ。なかのよさそうなウエイトレスが隣に付き、ドリンクを奢る(300ペソ)。

後に分かるがテイアピッシングが大好きだ。今回、私はテイアと一緒にいるのにお店にコミッションを支払っていない。お店を辞めているので当然だが一緒に飲みに来るのはどうかと心配した。

ピッシング SNSが発達したことで、なかの良くなったカスタマー(お客)と嬢が直接やり取りをしてバーにコミッションを取られずに外で遊ぶ事をピッシングと言う。お店に見つかると罰金を取られたり、最悪の場合はになる。客側から見るとあまり得はしないが(厳密にいうとドリンク代が浮いたり、少し値切れるので得な場合も多い)嬢からすると倍近くの収入になるし、気心の知れた客なので楽である。そういった理由から嬢からピッシングを持ち掛けられることがよくある。

暫く3人で雑談をしてドリンクのお代わりをする。ウエイトレスにももう一杯勧めようとするが、テイアが、

テイア 『ドリンクはもういらないからチップをあげて。』

と言うので、ウエイトレスの顔を覗くとウエイトレスもその方がよさそうな感じだ。チップを300ペソ渡すと喜んでいる。

その後、テイアは寄ってきたママや日本語を話すことが出来るウエイトレスにもドリンクを奢り(私の財布で)楽しそうに飲んでいる。

バーの従業員 オーナー(お店の持ち主) マネージャー(店長?何人かマネージャーがいるバーもある) ママ(一つのバーに何人かのママがいる。それぞれ自分の子飼いのダンサーがいる。相撲部屋の預かり親方みたいな感じ。)ドアガール(お店の前で客に声を掛ける役。着ている服が違う。美人が選ばれる事が多い。テイアはドアガール。)ウエイトレス(お酒を運ぶ役。連れ出しも可能。会計時に客が払うチップはウエイトレスの取り分になる)ダンサー(ある意味ゴーゴーバーの主役。ドリンクやバーファインで稼ぐ。店によって衣装が違うが水着や下着で踊っていることが多い。)

ピーナは見栄っ張りだ。悪い意味では無く、嫌みでも無く、自慢をする事が大好きだ。しかも自慢される方もちゃんと受け止めてくれる。フェイスブックも大好きだ。

金持ちの外国人の彼氏が出来て(私は金持ちでも彼氏でもないのだが)辞めたお店に飲みに行って元同僚に奢るのは故郷に錦を飾るようなものである。

要するにご満悦である。

会計を済ませ、上機嫌のテイアとスーさんのお店にビリヤードをしに突撃。あいにく台が埋まっていてゲームは出来なかったがスーさんと酒盛り。ここでもテイアはカスタマードリンクなので何杯飲んでもお財布にやさしい。

もう一軒飲んで、酔いも回ってきたのでホテルに帰って楽しんだのだった。

 このあたりからテイアの無双ぶりが片鱗を表してきた。40代~50代の貫禄のあるママと話をするときも態度がでかい。

何処へ行っても物怖じする気配がない。喋り方も堂々としているし、どこのバーでもママに一目置かれているような雰囲気がある(実際知り合いのママも多く、一目置かれていた。様々な場所で喧嘩をしていた過去があった)。

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閉店してしまったラーメン屋 本文とは関係ありません。

 

 

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