950コンドテルをチェックアウト。内装は綺麗だし、立地も悪くない。しかし、なんとなく好きになれない(お高く気取っている感じがする)。二度と宿泊することは無いだろう。
JJストアで大量のビールと水とお菓子を買って、ホテルアメリカへ向かう。歩いて5分の距離だが荷物が重いのでトライクを使う。
チェックインして案内されたのは10Fの1番奥の部屋だった。他の部屋よりは少し広い気がする。
※私はいつも冷蔵庫の中の飲み物を全て空にしてもらっています。自分で買い込んできたビールやら水やらを入れておけばチェックアウト時の清算も楽ですし、料金も気にする必要がありません。結局、最後は余ってスタッフに配るので得するとは限りませんが。
荷物を整理してWi-Fiを確認すると電波が良くなく繋がりにくい。
暇な時間はユーチューブで時間を潰すのでWi-Fiが繋がりにくいのは好ましくない。
フロントで部屋を代えてもらうように頼むが今日は満室で代えられないらしい。交渉の末明日、部屋を代えてもらうことになった。
ホテルアメリカにはプールがついている。なんとなく水着に着替えてプールに浮かんでみた。
※割ときれいなプールだと思いますが、女の子はテンションが上がらないらしく、ホテルアメリカのプールでは一緒に遊んでくれない事の方が多いと感じます。プールで女の子と遊びたいならABCホテルか、高いホテルを選んで下さい。ホテルでは有りませんがアクアプラネットも人気があります。
お昼を過ぎ、お腹もすいてきたのでミニストップの前の食堂でピーコレエスプレス(グリーンカレー)を食べ、WSへ飲みに行く(本日もノーアルコールデー)。

※ピーコレエスプレス 63ペソ(約130円)
1人でバーホッピングをするが調子が悪い。何故か全くモテない。モテないと飲んでいても楽しくない。
ダラダラとなんとなくバーホッピングをし、3時前にポーカーハウスへ向かった。

本日はテキサスホールデム。
※日によってテキサスホールデムだったりオハマだったりします。
(以下の記述はポーカーに興味が無い方はつまらないと思います。私も詳しくないので臨場感のある描写は出来ません、申し訳ありません。でも本当にあった話です。)
手札にも恵まれリバイすることも無く、チップを減らさずに5時頃まで粘る。
※リバイ トーナメントでは中盤戦まではチップが無くなってもお金を払う事でチップを買うことが出来ます。5時か6時頃にリバイが出来なくなり、そこからはチップが無くなった人から退場していきます。
終盤戦に入り、私の手札はQのペア(かなり強いです)。
フロップではなんとQQA。なんとフロップでクワッズ(4カード)が完成(この時点で絶対に負けはありません)。
どうやってチップを積み上げようかを考えていると、私の右隣の若い東洋人がオールイン(持っているチップを全てかける事)。
私は考えるまでもなくコール。
そうするとオールインした東洋人の右隣までもオールインしてきた。
(`・ω・´)ゞ
私は考えないでコール。
3人の勝負になったが手札をオープンした時点で勝つことは決まっている。
何も考えずに運だけで大量のチップを手に入れる事が出来た。
その後は大きな勝負をせずにだらだらとチップを減らしていくが他のプレーヤー同士がつぶし合い、どんどん退場者が抜けていく。
50人ほどの参加者が9人になったところで決勝のテーブルに移動する。
※初めは5つのテーブルで勝負していき、人数が減っていくと4つになり、更に3つになり、最終的には1つの決勝テーブルに移る事になります。
この日は運が凄い。少しでも良い手札が来るとオールインしてどんなに不利なカードでもめくり合いで勝っていた。
(ここからが馬鹿な話。大ブラフが炸裂します。)
残り7人になったところで私のチップは4番目位。
カードが配られる。手札はAQのスーツ(マークが同じ)。ボタンの隣の陽気なフィリピーノが大きくチップを乗せてきた。隣のアメリカ人もコール。
AQのスーツで降りていたら何も出来ない。私もコール。
ボタンの陰気なフィリピーノもコールしてきた。
ポットにはプレフリップの時点で大量のチップが積まれた。
ディーラーが3枚のカードを表にして場に広げる。
💛K💛2💛6
(‘ω’)
アレッ (`・ω・´)ゞ
絶対に負けないじゃん( ゚Д゚)
(この時点で顔に出してしまっているので他のプレーヤーにバレバレ)
陽気なフィリピーノがチェック。アメリカ人もチェック。
どうしようかな?4枚目と5枚目が開いても負ける可能性は相当低い。
チップを上乗せしようとすると陽気なフィリピーノが
ノー( ゚Д゚)
と、叫んでいる。
私は考えたのちにチョコンと1枚だけチップを上乗せした。
陰気なフィリピーノはすぐさま降りた。完全に私がフラッシュである事がばれている。
陽気なフィリピーノの番である。
チップに手をかけたり、降りるふりをしたり、私の顔色を伺いながら様々な揺さぶりをかけてくる。
(よっぽど良い手札だったのだろう。)
5分以上様々な揺さぶりをかけてくるが、私のカードは相当強い。余裕の表情でドキドキすら感じない。
終始ニヤニヤしている私の顔を睨み、陽気なフィリピーノは悔しがりながら手持ちのカードをディーラーに返した(降りた)。
アメリカ人もノータイムで降りる。
この勝負は私の勝ちである(^^♪。
ポッドの大量なチップをかき集めて整理しながら、一応自分のカードを確認したが心臓が止まるかと思った。
ハートのAとハートのQだと思っていたカードは両方ともクローバー( ゚Д゚)。
大量の汗が出てくる。壮絶な勘違いである。
陽気なフィリピーノが私のカードを見せろと叫んでいる。ディーラーが私に見せても良いかを聞いてくる。アメリカ人も見せろとうるさい。
勢いに負けて、ついYESと言ってしまった。
ディーラーが私のカードをオープンすると陽気なフィリピーノとアメリカ人は大騒ぎ。
今までなめ切ってきた、英語もしゃべれない、カモだと思っていた日本人にいいように騙されたのである(私も自分自身に騙されていたのだが)。
奴は嘘つきだ。コノヤロー( `ー´)ノ。こんなカードで騙しやがって( ゚Д゚)
口々に悪口を言われている。私はこの人達の顔を見るのが怖かったのでチップの整理に没頭した。
その後は簡単だった。
私は良いカードが来ても悪いカードが来ても、表情や態度に出してしまうのだが、他のプレーヤーは私の事を嘘つきだと勝手に勘違いしてくれている。
特にアメリカ人は私の事を目の敵にしていて、私がコールすると大きくチップを乗せてきて自滅していった。
※ポーカーはメンタルの勝負だと言う人もいますが、全くその通りだと感じました。
時計の針はもうすぐ10時になる時間を指していた。
陰気なフィリピーノが脱落したところで残りは5人。私がチップリーダー(1番チップが多い人)だった。
陽気なフィリピーノが何かを私に言ってきた。
どうやら5人で賞金を山分けしようと言っているようだ。
※チップリーダーが終了を希望するとその場で勝負が終わり、1位から5位までの賞金を5人で山分け出来るようです。
※毎日のトーナメントに優勝すると月に1回開催される特別なトーナメントの参加チケットが貰えます(この時は知りませんでした)。みんなこのチケットが欲しくて毎日頑張っているそうです。
みんながそうしたいなら終わりでいいよ(^^♪
と言いうと、私の次に多くのチップを持っていたのアメリカ人のおじいちゃんが
俺はやめない( `ー´)ノ。ピクチャーーーー( `ー´)ノ
と、怒っている。
※優勝すると写真を撮られて飾ってもらえるらしいです。おじいちゃんはそれがしたかったみたいです。
おじいちゃんは他の残った3人のフィリピーノになだめられているが、まだ辞めないと息巻いていた。
少し後味が悪かったが他のプレーヤーは辞めたがっているし、終了を言ってしまっているので取り返しがつかない。
運だけで優勝して、写真を撮ってもらうのだった。
続かない
追記
写真が何処に飾ってあるのか分かりませんが、優勝の記録は残っているそうです。
私が受け取る権利があった特別なトーナメントのチケットは何処に行ったか知りません。
ポーカーの話は終わりです。
アクアプラネットの紹介はこちらから
https://travelangel.online/アクアプラネット アンヘレスの昼間の遊び方/
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