話は前後するが可哀想な日本人にあった日にバーホッピングした。
マニラでショートで遊んでから、アンヘレスでは未だバーファインしていないのでそろそろ思い出を作りたいと思った。
普段はかけていない眼鏡を常に装着する位の気合いでバーホッピングに挑む。
呼び込みが有っても無くてもガンガンドアをくぐる。
それぞれのバーでは骸骨、動物、エイリアンや人喰い人種まで幅広く取り揃えている。
塩対応のバーやパーソナルスペースの感覚が壊れた奴ばかりのバーを掻い潜り、とある一件のバーに入った。
オッパ
と声をかけられたので
アンニョイハセヨ
と答えると、韓国語でマシンガンの様に話しかけられてきた。3分程聞いていたが流石に耐えきれず、ごめんなさい。私は日本語しか話せません。と白状すると韓国語要員達は皆離れていき、奥から日本語要員が現れた。
40才前後のフィリピンのおばちゃん。メイよりも上手な日本語を話す。名前はスー。
一通りの世間話を終わらせてから、好みのタイプを聞かせれば一緒に探してくれると言う。
因みにこのバーはドリンクくれくれ攻撃が凄く、スーさんに断らせていた。苦笑いしながら後で怒られると嘆いていたのが楽しかった。
このバーにも好みの嬢はいなかったのでスーさんのバーファイン2,500ペソを支払い、2人で他のバーに嬢を探しに出発する。
ロールプレイングで言うところの仲間が加わった感じだ。
しかもこの仲間はタガログ語を使いこなす。
希望は可愛くて細身で朝まで帰らない娘。
続く
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