携帯電話無しでポリスステーション4

暫く何も考えられずに佇んでいた。

どうしよう。どうしよう。どうしよう。

でも、いつまでもそうしてばかりはいられない。

気を撮り直して一旦頭を整理する。

ホテルは明日の分まで予約してあるので大丈夫。

何処かでアイフォンを手に入れればiCloud経由でデータも復元出来るはず。

海外旅行保険に携行品損害が付いていたはず。

1つ1つ考えていると、少し落ち着いてきた。

先ずは交番に行き盗難届を出して盗難証明書を手に入れよう。場所が分からないのでトライクを捕まえて、ポリスステーション。アイウォントゴートゥポリスステーション。と言ってみる。

何とか通じたらしく運転手は私を乗せて走り出し、2、3分で交番に到着した。

そこはカジノの斜め前のポリスステーション6

交番に入り、やる気のなさそうなお巡りさんに携帯電話が擦られた事を身振り手振りを交えながら伝えると、何処で盗られたかを聞いて来た。地図上で擦られた場所を指しながら説明すると、

そこで盗られたのならば、この交番ではなく、ポリスステーション4に行け!

と言ってきた。

そうして、何と話を終わらせようとしている。

それは何処にあるんだよ?困っている観光客にその態度かよ!何の突破口にもならないじゃないか。

憤りを感じたが思い出して見よう。ここはフィリピンだ。治安が日本(タイベトナム)ほど良く無いのはわかっていたはずだ。冷静に考えろ。

ここは言い争いになっても得する事は無いので、ポリスステーション4の場所を何とか聞き出し其方に向かう事にした。

ポリスステーション4はWSの西側の入り口のすぐ横にある事を聞き出しトライクで向かった。渋滞の為、東側の入り口の前で降ろされて、WSを突き抜ける。

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ポリスステーション4に入ると目の前にTravel Office と書かれた机があり、観光客に対応する場所の様だ。

対応もステーション6と比べると格段に親切だった。盗難された時間や場所を説明して若いお巡りさんも調書を作成して行く。

あなたの携帯電話を取り戻す為にベストを尽くします。

と心強い言葉も貰った。

保険請求する為に盗難証明書が必要と思い、

アイ ハブ インシュランス(私は保険を持っています。)

と伝えると、直ぐに察知してレポートを作成して貰えた。ひょっとすると取り返せるかも(そんな筈が無い事は後で痛感する)と思いながらレポートを受け取りホテルに帰るのだった。

続く

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