出会い

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明日でアンヘレスともお別れである。

 

そこそこ楽しかったし、携帯電話を摺られたり同じ境遇の日本人とも知り合えたり貴重な体験も出来た。

 

カジノ(負けたけれども)やスービックの海にも行けたし、思い残すことは無い。

 

アンヘレスには二度と来ることは無いだろう。

そうなるともう一つくらいは思い出が欲しくなる(可愛い娘と遊びたい)。

 

 

昼間はプリメタ地区を練り歩き、夜はWSを片っ端からバーホッピングした。

そこそこの娘とは出会えたが朝までは一緒にいられなかったり、お腹の肉が許容範囲外だったり最終日を飾るにふさわしい娘は見つけることが出来ない。

 

ビールでお腹がパンパンになり心が折れてしまった。明日のエドコンに賭けよう。

諦めてホテルに帰ることにした(今日からアパーテレロイヤルに宿泊)。

 

 

 

 

 

WSを去りホテルに戻るまでの間にまだ数件のバーがあるが初日に痛い目にあったので期待は全くせずに歩いていた。

ハポン(日本人の事)

1人のドアガールが私に向かって声をかけてきた。

 

背もたれのない椅子に肩を落としてだらしなく座っている娘は私が眼鏡を外していたので顔ははっきりとは見えないがかなりの美人そうである。

他のバーではコリアンと間違われて(コリアンの方が多いのでしょうがない)いたのでハポンと第一声で呼ばれたのも少し好印象だった。

 

娘はだらしなく座ったままニヤニヤしながら私をバーの入り口に誘う。

酔っぱらって警戒心の薄れた私は誘われるままにバーの中へ吸い込まれていく。

 

娘は彼女自身を指さし小さく頷いた。隣に呼べと言っているのだろう。左手で呼ぶ仕草をすると跳ねるようについてきて隣の席に座った。 

ワタシ スコシ ニホンゴ ワカリマス

彼女は私に話しかけてきた(後に分かるが彼女は全く話せない)。

間近で見ると眼鏡なしでも顔がよくわかる。かなりの美人でストライク。

どうして私が日本人だと思った?

私はわかるよ。お前は日本人だ。

昔、日本人と付き合っていたことがある。だから私はお前が日本人だとわかる。

良くわからない論法だが、彼女がそういうのならばそうなのであろう。

 

ネコのような丸い目に吊り上がったアイラインと濃い目のアイシャドウ。自信を持った立ち振る舞いは自身がモテることを知っているのであろう。何日も好みの嬢を探し続けていたが間違いなく一番の美人であった。

 

やっと見つけた嬉しさが込み上げてくる。あとは朝まで一緒にいてくれるのかとお腹が出ていないかを確認するだけだ。

 

ドアガールは水着ではなくドレスを着用している(ダンサーよりも美人が選ばれるのでプライドもある)。

you are with me until mmorning ? (朝まで一緒にいられますか)

11時には帰らないといけない。

うーん。しょうがない。それは諦めよう。

 

後はお腹の肉を確認したい。

あなたは水着を着ないのですか?

(‘ω’)?

着替えないの?

OK ( ^^) _U~~

と答えて、彼女はロッカールームに向かっていった。水着に着替えるのかな?そう思い待っていると外出用の普段着に着替えて席に帰ってきた。

拙い英語での会話の中でどうやらバーファインが決まってしまっていたようだ。

 

朝まで一緒にいられないしお腹の肉付きも確認できないまま会計を済ませ、彼女とバーを出ていく事になったのだった。

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

彼女の名前はテイア。かわいくて我儘でウソつきで態度がデカくてクレージー優しくて、観察してるとおもしろい

しばらく私のアンヘレス日記は彼女中心で回っていく事になる。

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コメント

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