盗難証明書を手に入れ、ホテルに帰り落ち着いた。次は新しいアイフォンを探さなければいけない。
帰りすがら携帯ショップ(屋台の様なショップが数件ある)を覗いたがアイフォンは無かった。
メイに聞いてみよう。そう考えメイの出勤時間の7時までホテルで待機した。携帯が無いと時間も潰せない。ホテルの備え付けのテレビも使い方が分からないし、バーホッピングする気分でも無い。
無駄な時間を反省と共に過ごす。
やっと7時になり、メイのいるバーへ向かった。入店するとレーザーポインターを当てられママがメイを呼んだ。直ぐにメイが嬉しそうに近づいてきた。
席に着いて今日あった出来事とアイフォンを安く購入したいと伝えるとすぐ横のショップに連れて行ってくれた。
メイが値切ってくれてカバーとSIMを合わせて12,000円で中古のiPhoneを手に入れる事が出来た。
君がいてよかった。

バーに戻りWi-Fiにつなぐとデータは元どおりに戻った。嬉しい事に写真まで復活していた。
※バーでWi-Fiを使いたい時はパスワードを入力する画面を開き、ウエイトレスにCan I use Wi-Fi?と言って渡すと奥でマネージャーがパスワードを入力してくれて使えるようになります。携帯を渡すのは少し不安かもしれないですが、問題が起こったことはまだありません。
この携帯は今でも海外旅行用に使用しているので、日本で中古のiPhoneを買うよりも良い買い物をしたのかもしれない。
(このiPhoneも盗難品かもしれないと思うと心が痛むが)

続く
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